空色の小鳥

大崎梢さんの「空色の小鳥」を読みました。
主人公はどこぞの大会社の社長の後添えの子です。
彼には社長の前妻の息子である兄がいますが、事故で死亡しています。
その兄の忘れ形見の幼児、結希を引き取ります。
病に侵された母親に親権を自分に移さないと施設に行くことになると言っているけれど、内心ではなにやら計画があるんですよ。
大崎さんの小説にしては、珍しく闇な部分が出るのかと思いましたが最後は作者らしい締め方でした。
亡くなった兄の言葉は、素直に受け取ればすぐわかるのに。
そう思うのは関係のない第三者だからですかね。
最後の最後にドキドキする要素が入ってくるとは思いませんでした。
彼等、家族に幸あれと思えるような素敵な終わり方でしたよ。